大学院情報

 

大学院について

本専攻は、日本語教育学を専門とする全国最大規模の教育・研究機関であり、また、将来、指導的役割を担える日本語教育専門家の養成機関です。日本語教育方法学、日本語学、表現学、第二言語習得論、社会言語学、対照言語学、日本文化学、日本文学、異文化間教育学、文化社会学など幅広い分野の教育・研究を行っています。

国内外での日本語教育実習を通じて実践技能の養成にも力を入れており、学生の多様なニーズに応える指導を実現しています。様々な国からの留学生が院生の多数を占めているのも本専攻の大きな特色です。

修了生は、国内外の日本語教育機関、大学、高校の他、一般企業でも活躍しています。さらにより高度な研究者を目指して、博士課程後期に進学する人も少なくありません。

国際社会において、日本語・日本文化の伝達者として活躍したいと考えている人、教育・言語・文化などの諸領域における学際的、独創的な研究を行いたいと考えている人などを、国内外から幅広く求めています。

在学生からのメッセージ

私は現在1年間休学し、評価に関する研究を続けながら、クロアチアの大学で日本語教育に携わっています。広島大学大学院は1学年の人数がそれほど多くないので、先生方や仲間との距離がとても近いことが大きな魅力です。自分の研究分野だけに留まらず、先生方や先輩方からの温かい(ときに厳しい)サポートで、多くの知識を得られます。また、留学生数も多いので、様々な国の文化や考え方に触れ、視野を広げることができます。将来につながる経験に溢れた、貴重な数年間になること、間違いなしです。

森重 里保

 

私は年少者日本語教育に興味を持ち、広島大学の学部から院に進学しました。現場経験を積むために1年間休学し、ベトナムの日本語学校で子どもたちや留学希望の成人クラスで教えました。今はその経験を活かしながら講義や研究に励んでいます。

本大学院の最大の魅力は、「挑戦の土台」が整っていることだと思います。先生方はいつも学生の話に耳を傾け、温かく見守ってくださるので、何事にも恐れずに挑戦できます。また、国内外から集まった仲間と過ごす毎日は刺激的で、周囲の頑張りが自分の力となり常に向上心を持って研究に取り組めます。

岩井 実里

 

私はイランの留学生です。今博士課程2年で、日本語のアカデミックライティングについて研究しております。日本語教育を熱心に研究している方に、広島大学の日本語講座はお勧めです。日本語教育の分野で、広島大学はハイランキングを持っており、日本語講座には知識が高い先生方や勤勉な学生が集まっていると言っても過言ではないと思います。第二言語として、日本語や日本語教育を研究している我々にとって、様々な文化を持っている人とコミュニケーションをとることは重要だと思います。日本語講座には様々な国からの学生がおり、国際交流が行われやすいところです。これに加え、日本語講座は東広島キャンパスに位置しており、多くの自然景観があります。そのため、このキャンパスは静かで研究にふさわしいところです。このように様々な側面で鑑みると、ここはアカデミックな活動に興味がある方に相応しいところだと考えます。

 Shekarabi Zeinab




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