にほんごモデルクラスとは、通称“モデクラ”と呼ばれる、日本語教育系コースの学生によるボランティア日本語教室です。日本語を教える授業の作成・実施・反省を全て自分たち学生で行っています。
私はこのモデクラを学部1年生のころから続けています。モデクラをやっていてよかったことは沢山ありますが、ここでは2つ紹介したいと思います。
1つ目は、授業経験がつめることです。モデクラはもともと、3年生になって実際に日本語教育機関に教えに行く国内実習・海外実習に向けて学生のボランティアクラスで経験を積めるように、と大昔に作られ、それが今でも続いています。日本語を教えると言っても、何をどうすればよいのか始めはわかりませんよね。モデクラでは、同年代の人から手厚く教えてもらえます。
2つ目は学習者との繋がりです。キャンパスがある東広島市には2023年現在8千人を超える外国籍住民が住んでいます。モデクラでは広島大学内に在籍しているたくさんの留学生はもちろん、東広島に住む外国籍住民の方も対象にボランティア日本語教室をしています。そのため、モデクラを通して、たくさんの地域の色んな人と繋がることができます。
国際交流に興味がある方、日本語教師を志している方、先生になる経験をつけたい方、ぜひ日本語教育系コースで学びませんか?にほんごモデルクラスでも待っています!
(樋口尚香)