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このプログラムの目的は,海外経験の少ない新入生に海外の大学やその周辺都市を訪問し,日本と異なる文化や環境を体験する機会を提供し,国際交流や留学への関心を高めるきっかけをつくることです。
また,STARTプログラムでは,参加費用の一部を大学が補助することで,学生の経済的負担を減らし,より多くの学生が留学に挑戦する可能性を広げることを目指しています。

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実習を受けてみて

河野詠二

私は1年生の春休みの期間に2週間、STARTプログラムという留学体験プログラムを利用してベトナムに滞在していました。参加者は他の学部も含めた34人の1年生で、一緒にホーチミン市にある大学で授業を受け、その大学の日本学科の学生と交流し、博物館などでベトナムの歴史を学びました。
ベトナムでの生活は、私にとって初めての海外渡航だったこともあって、とても新鮮でした。社会や文化という面でも国が違えば勝手が違うのだということを強く感じました。もちろん大学での授業や、ベトナム人学生との交流の中でも日本とベトナムの相違点は多く発見しましたが、そのような発見はベトナムへの理解へと繋がると同時に、日本という国がどのような国であるかということを浮き彫りにしてくれて、日本について改めて考えるきっかけにもなりました。
日本学科の学生には、日本人と交流して日本語の練習をしたい、日本文化をもっと知りたい(AKB48の“推しメン”を聞かれました)、将来的には日本語を使った仕事がしたい、という意欲が見てとれ、私たちが普段何気なく話している日本語も彼らにとっては習得したい言語である、ということに気づきました。プログラム中も日本語について話すことが多々あり、プログラムの終了後にもメールで彼らの書いた文章を添削することがありました。その経験から、日本語教育の専門家でもない私でも日本語ができるというだけで頼られ、役に立てるのだ、という驚きと喜びを得ました。日本人を代表して日本語について教えるということについて、楽しさと責任を感じるとともに、日本語教育の持つ意義についても考えさせられました。海外渡航には少し勇気が要りますが、それでもそこで得られるものはとても大きいものだと思います。

4年 河野詠二(2014年7月現在)

西蔭麻里

私は一回生の時に、オーストラリアのフリンダース大学に短期留学しました。大学では、英語を主とした授業をユーモア溢れる先生方の元受けることができ、楽しんで英語を学ぶことができました。また、現地の小学校で日本語を教える機会があり、日本語教育の普及を実感しました。授業以外では、ホストファミリーと買い物に行ったり、教会に行ったりして、オーストラリアの生活を体験でき、文化の違いを楽しむことができました。この留学は、私にとって、夢や目標のきっかけになる有意義な時間となりました。

2年 西蔭麻里(2014年7月現在)